好きな人、好きなひとなー、と考える朝も夜も情けない、盲目は情けない、たとえば片思いはせつないけど、一度深呼吸してしまえば結構楽ちんなことに気づく。会いたいとか触れたいとかそういう感情は我慢できないってほどでもない。勝手に一人でドキドキしたりハラハラしたり、それは、それくらいは仕方ないことだけど、今あの人が誰をなにを好きだとか、べつにその人の裏側を考える必要はなくて、いまはいまだけを見て楽しく遊んでいようよ、っていえる。
と、いう話をリンゴにしたら、「なんだ それは つまり ただのヘタレじゃね〜か!」という返事。きびしいリンゴ。毒リンゴ。リンゴに人間の気持ちなんて分かるわけがないのよ!!!
ぱくっ!!!!!
そうしてわたしは死んでしまいましたとさ、おしまい。