手紙

2月、今日で終わってしまうらしい。どれだけ悩んでいてもけっきょく着々と時間は経つ。私はもう何もよく分かってない。毎日悩んでぐるぐるで、いつも迷子で、ボタンを掛け違えたまま眠ったり、病気くらい永遠とあくびをしたり、空っぽな涙を流したり、まあべつに全部どうでもいいんですけどね。

2月の初め、がっつり体調を崩して、仕事を休んで天井とテレビばかり見ていました。身体が弱れば、心も弱るのです。だからわたしは手紙を書きました。過去に色んな人たちからもらった手紙を読み返していると、どの手紙にも優しさとユーモアが溢れていて、弱っている私は、その手紙たちにたいへんたくさんのパワーをもらったのです。だから、手紙を書きました。(人生は勢い!)昔文通してた人たち、久しぶりのお友だち、ファンシーさま、優しい言葉をくれたあの子、みんなに書きました。するとちゃんとお返事が来て、昔文通してた子には5年振りくらいに送ったのに、リターンアドレスみてすぐわたしちゃんって分かったよ。って言ってくれたのがうれしかった。文体も文字もあの頃のままで、それもキュンとした。だから手紙はすごいのです。そして言葉の力はすごいのです。相手がどれだけ適当にさらりと言った言葉でも、こちらにガツンと来ていたら、それはもうおまじないです。

私はとてもげんきになった。3月になったらもう迷子になるの辞めたいな。もっとしゃんとして、ボタンもちゃんと留めて、あくびも1日3回くらい、空っぽな涙は仕方ないけど、春に向かってなるべく暢気にいようと思う。